開発ストーリー
支柱フック
岐阜県郡上市の夏秋トマト産地に訪問した時にお話を伺いました。“ 省力化” をキーワードに製品開発ができればと思い、農家さんに一番手間隙が掛かっている作業は何か尋ねました。そこで挙がった「紐を結ぶ」という作業。トマトを誘引するために、大量の支柱をたてそこに、誘引するための紐を結んだり、回したりしなければなりません。その作業を三段行うため、定植した後に、苗が成長する前に完成しなければなりません。
人のやさしさを身にしみた「モノづくり」
結ばなくてよい部品を目指し、栽培がオフの冬に試行錯誤を重ね、栽培開始前の春に試作品を間に合せ、実際試していただき改良を重ねました。当時の部会長さんからは貴重なご意見を沢山いただき、試作品の実証検証は、20 代の若手農家さんが行ってくれました。その結果「支柱フック」が完成しました。その後のPR 用動画などにもご協力いただき、人のやさしさを身にしみた「モノづくり」の時間でした。
農業資材や作業の効率化でお悩みのことがありましたらタキゲンにご相談ください。
